遺産相続の際の遺産目録作成について

財産の把握が一番最初にすべきこと

遺産相続をしなければいけないときには、まずは亡くなった人にどのような財産があったのかということをはっきりとさせておくことが大切です。
それはなぜなのかというと、必ずしもプラスの財産だけが残されていると言うことではないからです。
財産はプラスの資産ばかりではないのです。
たとえば借金などのマイナスの資産があることも珍しくはありません。
したがってまず遺産相続をするときには、すべての資産を書き出して、その内容をはっきりとさせることから始めます。

プラスとマイナスの遺産目録を作ろう!

具体的にプラスの資産とされるものにはどのような項目があるのかというと、土地や建物などの不動産の所有権や自動車や船や貴金属などの動産の所有権になります。
また株式や公債や社債、特許権や著作権や商標権などになります。
マイナス資産の項目としては、借金や連帯保証債務や慰謝料になります。
ここでポイントとなるのが、相続税の対象にならないものがあるという点です。
相続税の対象にならないものとしては、非課税限度枠内の死亡退職金や遺族年金や香典、また墓石や仏壇などの財産や公益事業用財産などになります。
このように資産の内容を明確にして、本当に相続をするのかを考えることも大切なことです。

遺産相続3つの選択肢

遺産相続では3つの選択肢があります。
それはあまりにも借金が多いという場合に相続を放棄するというものです。
マイナス資産が大きい場合や他の家族のために自分の相続分を放棄したいという際に選ばれています。
このほかには相続した財産の限度内に負債の弁済をするという限定承認があります。
そしてマイナスの資産も含めたすべての財産を相続するという単純承認というものがあります。
相続をする際にはこの3つの選択肢があるということを理解しておきます。